シミができる

  • 2012.09.10 Monday
  • 00:00
 紫外線の強い季節、顔のシミが濃くなるのが気になります。ひとくちにシミといっても医学的にいろいろあります。一番困るのはほくろのがん(悪性黒子)で命にかかわりますが、頻度は少なく、多くは女性の両ほほに左右対称に出てくる淡い褐色斑(肝斑)や、男女問わず顔に単発で出てくるやや大きな色むらのない褐色斑(老人性色素斑)です。これらは色を作る細胞が、紫外線で元気になっているため、紫外線に当たらない、つまり日焼け止めを塗ることで薄くなります。どのような治療よりもまずしっかり日焼け止めを外用することが重要です。日焼け止めを塗っていてもシミができる、という人がいますが、多くの場合、塗る量が足りない場合です。顔だけに外用する場合でも、30g程度の日焼け止めが一か月以上持つようだと不十分です。ローションタイプで手のひらにだして500円玉くらいの量を塗る必要があります。十分量を塗ると白く残りますが、数十分するとなじんできて目立たなくなります。そのため朝起きたらすぐ塗るのがお勧めです。汗をかく季節はウォータープルーフタイプ(水で落ちにくいタイプ)を選んで、2、3時間ごとに塗りなおす必要があります。必ずしも値段の高いものである必要はなく、日差しの強くない冬でも継続するのがポイントです。

川見皮膚科クリニックへ http://kawamihifuka.com