爪の水虫

  • 2013.09.10 Tuesday
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足の爪が白く濁ってボロボロもろく厚くなるという症状、それが爪の水虫の症状です。普通、痛みやかゆみがあるわけではないですが、見た目があまり良くありませんし、人にうつすことがあるので治療したほうがいいです。ただし、普通の足の水虫の場合塗り薬で8割以上の人が良くなりますが、爪の水虫の場合、塗り薬でよくなる割合は3割ちょっとと、足の水虫ほど塗り薬がきくわけではありません。それでも塗り薬で治療をする場合、白くなった部分をできるだけとって、爪が生えてくる爪の根元に液の薬を塗ります。現在生えている爪がきれいになるわけではなく、これから生えてくる爪がきれいなままで保たれるように塗って、今の白く濁った爪と置き換わっていくことを期待します。同時に両足全体にも塗り薬を塗るようにします。爪の水虫は足の水虫から起こるため、現在症状がなくても足に水虫の菌がいること、白く濁った爪が残っている間はそこから菌が出て、足に感染する可能性があるからです。
飲み薬の場合、爪の水虫がよくなる可能性は8割とぐっと可能性が高くなります。ただし、月に1度副作用が起こっていないか血液検査をする必要があります。以前は毎日飲み続ける必要がありましたが、2004年から、1か月のうち1週間だけ飲むという治療を3回繰り返すことで1年間効果が期待できるというイトリゾールパルス療法ができるようになりました。これだと短期間集中して飲むのでずっと続けなくてもいいというメリットがあります。しかし、他の飲み薬を飲んでいるとできない場合があり、その場合は毎日飲む別の薬で治療をすることになります。
いずれにしても、今生えている爪がきれいになるのではなく、根元から生えてくるきれいな爪で今の爪が置き換わるのを待つということになるので、効果がある場合でも治癒に1年から2年程度かかります。

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