虫刺されがなかなか治らない

  • 2015.05.17 Sunday
  • 01:00
虫刺されのあとがなかなか治らないことを経験したことがあるかもしれません。痒みに対して掻き続けていると、かくことで皮膚が盛り上がり、盛り上がった皮膚自体の痒みが取れなくなる痒疹というものに変わる場合があります。この場合、かくのをやめる必要があり、いろいろな治療をして痒みを抑えるようにします。そうではなく、痒みがないのに茶色いしこりがずっと残る場合があります。これは虫刺されなどの傷をきっかけにおこる皮膚線維腫というできものです。良性のもので、かつ本当の腫瘍ではありません。教科書にはいずれ消える、とは書かれていませんが、子供や若い人に結構できるのに、高齢者である人は少ないので、自然に治ることがあるのでは?と推測しています。また、手術的に切除しても、虫刺されよりも大きな刺激なので、またできる確率がほかの良性腫瘍より高い印象があります。


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ヘルペス

  • 2015.04.19 Sunday
  • 00:00
風邪をひいたり体調の悪い時に、くちびるの近くに小さな水ぶくれができる、それがヘルペスです。福井の人はかぜの時に出るのでかぜ熱と呼ぶことがあります。出る前に特有の違和感を感じる人がいたり、出ている間痛かったりします。ヘルペスはウイルスが起こす病気で、一度感染すると体の中の神経の根の部分に残り、疲れたりすると出てくるのです。そのため塗り薬はあまり効果がなく、治療が必要な場合は飲み薬でウイルスを抑えることになります。もちろん感染症ですので、体力が戻れば自然に収まります。逆に体調が戻らないと、飲み薬を飲んでもなかなか治りません。


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腕時計の革ベルトのところだけが痒くなる

  • 2015.03.22 Sunday
  • 00:00
腕時計のベルトの形で皮膚が赤く痒くなることがあります。時計本体の部分だけがきれいに普通の皮膚で、ベルトの形で皮膚炎を起こすのです。いろいろ腕時計を毎日変えていると、どれが原因かわかりにくいです。というのは、接触皮膚炎というものは、触れて2日後に起こすのですが、それを知らないと皮膚炎がおこったときに使っていたものが悪いのではないか、と思うからです。毎日同じ革ベルトの腕時計をしていると、この革が原因かな?と思い至ります。でも、同じ革ベルトをしていても、皮膚炎を起こす時と起こさないときがあります。革ベルトでも、植物なめし(タンニンなめし)では皮膚炎を起こしにくいのですが、金属なめしのベルトだと、なめす時に使うクロムが原因で金属の接触皮膚炎を起こすのです。しかも、毎回起こすのではなく、腕にまで汗をかいて革ベルト中の金属が溶け出す時におこるのです。この場合、クロムを含まない金属ベルトへの変更で起こらなくなります。

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下着の部分が夕方痒くなる

  • 2015.02.22 Sunday
  • 00:00
夕方お風呂に入るときに、パンツやブラジャーの部分が赤くなって痒くなることがあります。これは圧迫でじんましんが誘発されているもので、圧迫自体が原因ではなく、じんましんが出やすい状態の時に下着の締め付けで誘発されている状態です。痒みが気にならなければ別にそういうものだという理解でいいのですが、痒くて掻いてしまうようならゴムの圧迫がおこらないようなゆるめの適正なサイズの下着を身につけると起こりにくくなります。

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長時間ストーブで温めていた部分が茶色い網目状の色がついた

  • 2015.01.25 Sunday
  • 00:00
寒い日に数時間少し離れた熱源である部分を温め続けると、網目状の茶色い色がついて治らなくなることがこの時期におこります。低温熱傷とも異なり、時に水ぶくれができることもありますが基本は色の変化だけです。昔の人が「火ダコ」と呼んでいた症状で、ずっとストーブなどに1か所だけあたることをやめると数か月で焼失します。

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子供がお尻と膝のうらを痒がる

  • 2014.12.21 Sunday
  • 00:00
普段かゆがらない子が、急にお尻と膝のうらを痒がりだし、かいて傷ができることがあります。いろいろな病気が考えられますが、ぷつぷつと小さな水ぶくれが自然にでき、かゆがる症状があります。汗疱とか異汗性湿疹と呼ばれる、通常手足に小さな水ぶくれができる、年に1、2回は誰でもなる症状ですが、時に足だとお尻くらいまで、手だと肩くらいまで出ることがあります。原因がなく出るこれらの症状は、自然に出なくなる時期が来るのを待つしかありません。あまりかいていると、子供に多いとびひという皮膚の感染症になってしまうことがあるので、かかないで済むようにかゆみを抑えるためにステロイド外用薬を塗るという治療をすることがあります。塗って治るわけではなく、かゆみを抑えるだけです。かゆみがなければ特に治療は必要ありません。

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刺青の除去

  • 2014.11.30 Sunday
  • 00:00
刺青を若い時に入れ、何らかの事情で除去したくなる時があります。小さいものであれば、切り取って縫うことができます。大きいものであれば、切り取った後皮膚移植が必要になります。これらの方法は従来から行われていましたが、治療が1度で済む代わり、必ず傷跡が残ります。それ以外に、Qスイッチレーザー治療法があります。通常のレーザー治療と異なり、極めて短い時間レーザーを照射し、皮膚の中にある色だけを選択的に破壊し、皮膚表面へのダメージを最小限にする方法で、傷跡は残りません。ただし、一度に薄くなる量は限定的で、自分や友人で入れた色素の量が少ない場合で10回未満、プロの入れた機械彫りで色素の量が多い場合20回照射してもまだわかる、と時間がかかります。また、いずれの治療にしても保険診療の対象外で全額自費となります。面積により値段は変わりますので、希望の場合は一度受診し診せてください。

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手足のホクロ

  • 2014.10.19 Sunday
  • 00:00
手のひら足のうらに、多くの人がホクロができます。それ自体は問題はないのですが、ホクロのがんである悪性黒色腫のできる場所も日本人では手のひら足のうらに多くできます。ホクロのがんは、皮膚がんの中でも悪性度が高く、小さくても薄くても転移することが知られています。そのため、がんを疑う兆候があれば積極的に切除し病理検査をすることが勧められています。以前は7mmを越えるものはホクロのがんである可能性があるので切除しましょう、と言っていましたが、2000年ごろからダーモスコピー検査が普及し、ホクロのがんを疑う所見があれば小さくても切除を、なければ7mmを越えても切除しない、というようになってきました。また、ホクロのがんであったとしても、表皮内に病変が留まる上皮内癌であれば、転移はしないので命の危険はないとされています。そのため早期発見早期治療が勧められています。


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体に赤くて丸い痒いのが増えてくる

  • 2014.09.14 Sunday
  • 00:00
体に赤くて丸くてかゆいのが増える病気はいろいろあります。いわゆる水虫、体部白癬は人にうつるので困りますが、丸くてお金の形をしていることからその名前がある、原因のない貨幣状湿疹という症状が頻度は多いです。普通の湿疹・皮膚炎であれば、炎症を抑えるステロイド外用薬を塗ると、皮膚が作り変えられる2週間程度で治りますが、貨幣状湿疹はステロイド外用薬を塗っていても3〜4週間うまくいってもかかります。さらに、かいたりこすったりしていると、人にはうつらないのですが自分の体のほかの場所にうつっていき、場合によっては全身に拡大する自家感作性皮膚炎という症状に変化することがあります。この場合、ステロイド外用薬では追い付かないので、反応を抑えるためにステロイドをはじめとした免疫抑制薬の短期間の内服が必要になります。原因が特になく出てきてどのような場合に全身に拡大するかは、よくはわかっていません。


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ほほにシミができた

  • 2014.08.17 Sunday
  • 00:00
顔にはいわゆるシミができることがあります。いろいろなシミができるのですが、その中にはホクロのがんである悪性黒色腫も混じっています。しかし多くの人にできる、いわゆる普通のシミは老人性色素斑という名前で呼ばれる良性の病気です。老人性と名がついてはいますが、原因は紫外線に当たっていることで、かつ濃いままなのも紫外線に現在当たっているからなのです。老人性色素斑は、色を作るメラノサイトという細胞が、紫外線に当たることで皮膚の細胞を守るため、メラニンをせっせと作って皮膚の細胞に渡し続けている状態なのです。そのため、しっかり日焼け止めを塗り続けると、それだけで薄くなっていきます。メラニンを作るのを邪魔をするハイドロキノンの外用も有効ですが、それは紫外線に当たらないという前提での話です。夏冬問わず、外出するしないに関わらず、日焼け止めを塗り続けること、それが老人性色素斑を予防するだけでなく、今あるものも薄くするために必要なことです。


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